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天国へのきっぷ
吉田直樹さん
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シンプルに考えてみる。
22歳 学生 杉崎綾華さん

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人のためは自分のため
23歳 主婦 山本美里さん
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命のお菓子
16歳 高校生 阿部綾花さん
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世界の子供たちに
ワクチンを届けるために
14歳 中学生 馬橋拓海さん
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息子とつなげる小さな社会貢献
会社員 日比野裕季さん
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獣医になりたいもう一つの理由
14歳 中学生 関真優さん
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募金箱にお祈りを
29歳 主婦 常盤生子さん
天国へのきっぷ
神奈川県 吉田直樹さん
私がこのJCVと初めて出会ったのが、奇しくも、刑務所の中であった。寄付どころか、反社会的生活を送っていて、両親をはじめ、社会の人々に多大なる迷惑をかけ続けて生きてきた私に1本の蜘蛛の糸をてらしてくれたのがJCVであった。刑務所の中から毎月わずかな給料から300円ずつ続けること2年間。私のところへ1枚の感謝状が届いた。これは、今でも私の励みとなり、死後地獄へおちたとしても、これが私の天国へのキップとなり、天国へと導いてくれるだろうと思った。この私に何ができるか。人は親切や助けようとするにあたって、果たして理由は存在するか、見返りを求めることはたとえ、善の行いであったとしても無意味になってしまう気がする。何をやっても長続きしない私がこの寄付は6年続いている。そして私は苦しんでいる子どもに誓った。寄付を続けるよりも私は二度と刑務所へ戻るようなことはしない。子ども達そして最愛なる妻や会社の仲間のためにも感謝をいいたいのは私のほうです。私も自分自身の甘い誘惑とともに子ども達を苦しめる病気と闘っていきます。
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シンプルに考えてみる。
22歳 学生/埼玉県 杉崎綾華さん
「そんなにお金があってもさ、しょうがなくない?」と親友が微笑みながらコンビニの募金箱へ貰ったおつりを丁寧に入れる。そんな彼女にはっとさせられた。これはたしか、よくある、宝くじ3億円が当たったらどうするか、といった宝くじを買いもしない私達女子大生の夢の中の話をした時の事だったと記憶している。
色々お金の使い道を考えては想像を膨らませていたが、そんな折、彼女から出た一言がそれであった。聞いた瞬間、私はかなり驚いた。今まで寄付やお金に対して、ここまでシンプルに考えた人を見たことがなかった。世の中には支援の為に寄付をするだとか言いながら、世の中に「素晴らしい人だ。」とか言われる為にする人を多く見るが、お金の使い道をものすごくシンプルに考えたら、彼女の意見に行きつくのではないかと思った。優しい心を持つことはいいことだ。彼女のようにお金に向き合って、その上で募金、寄付したお金をどう使われるかを見届けることができたら、自分の心にもシンプルで、素敵な心が芽生えるに違いない。現に、私の親友は素敵な人間であり、私の素晴らしい手本である。

生きていくのに必要最低限のお金があるだけでもありがたく思わなければいけないのに、お金があればあるだけ自分の欲求を満たしたがる。お金の使い道を今こそ考えるのにとても共感できる作品だと思う。
同じ22歳として、お金との付き合い方を考えさせられた。無くては困るが、確かにそんなになくてもいいのかもしれない。とりあえず、シンプルに、箱があったら募金しよう。
そんな考えもあったか!と思いました。
22歳の学生が、身近にいる人間を尊敬しその人の自然の優しさを素直に表している様子が浮かび、素敵だなと思いました。誰かのために自分が今すぐできることをするのはとても大切ですよね。若い今からその感性を大事にして、優しい人をもっと増やして欲しいと期待します。
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人のためは自分のため
23歳 主婦/愛知県 山本美里さん
病院、街角、スーパー、マクドナルドにある募金箱にでさえ私は募金する。今までなら素通りしていた類だ。今年で3歳になる娘は発達障害を持っている。手術も経験済みで、その当時は私はよく泣いた。「何故私の子が」と。時間が経つとともに気付かされる。私と同じ思いをしている人はいるという事。「どうして私が」と思う人もたくさんいるという事。人事ではないと気付いてから、私は募金箱に目が留まるようになった。誰かに娘の力になってほしいと思うから私も誰かの力になりたいのだ。
それでも5円寄付しても100円寄付しても、私の行動はあまりに小さいと思う。もっと大金をと思っても、うちも裕福ではないから自分達が暮らしていくだけで精一杯。だから私はせめて継続を続けている。継続は力なりとはよくいったもので、貯金をした金額があれば、遊園地には行けただろう。だけど1日の遊園地より何十年も続く人の命のために使われたほうがお金も本望だと思う。募金の金額に無理はしない。人のために何かをしたいのなら自分自身も大切に。これが私のルールだから。ペットボトルのキャップ集めも最近始めた。私の些細な行動が、誰かの明日の笑顔になればいいなと思う。

1日の遊園地より何十年も続く人の命のために使われたほうがお金も本望だと思う」この1文に感動しました。お金の本当の価値に気づかれたのだと思います。素晴 らしいです。「自分のため」ということもとても大事。そうでなくては、続けられないですものね。
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命のお菓子
16歳 高校生/神奈川県 阿部綾花さん
小学五年生の頃から、母は女手一つで私と姉を育ててくれた。金銭的に裕福では無かったから、洋服や靴はいつもお下がりを貰っていた。大学に行くことなんて夢のまた夢だったけれど、母の務めていた塾の社長が月謝を無料にしてくれたため、勉強をすることができた。困ったときは、いつも周りの人が手を貸してくれた。そしてこの秋、姉は奨学金を貰って大学に行くことが出来る。二年後、私も奨学金を貰って大学に行く。皆が力を貸してくるのだから、私も誰かの役に立ちたい。残された高校生活二年で、何ができるか考えた。そして、手作りのカップケーキやクッキーを学校のランチタイムに売り、そのお金をガンと闘っている人々やアフリカの学校に届けることにした。沢山の生徒や先生が協力してくれた。一人ひとりが寄付するお金は少しだけれど、それが集まると大きな額になる。優しさだって同じ。お菓子を買ってくれる人は、お金と一緒に優しさを寄付してくれる。これを考えると、募金って素敵だと思う。お菓子を売ることに加えて私が作ったルールは、部活の練習で1マイル走るごとに1円の募金をするということ。毎日走るから、毎日募金できる。 私や姉が皆に助けられて生きている様に、私も誰かを支えたいと思う。

手作りお菓子を売るというアイデアがすてき!
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世界の子供たちにワクチンを届けるために
14歳 中学生/東京都 馬橋拓海さん
世界中の病気の子供たちのために、自分たちが一番身近にできることは、募金やペットボトルのキャップを回収箱に入れることだと思います。僕も、学校のペットボトルのキャップを回収している箱にたくさんのキャップを入れています。こんなにも簡単なことで、何人もの子供たちの命が救われるということを考えたら、皆さんも積極的に進んで実行してほしいと思います。 僕は、たくさんの子供たちにワクチンが届くことを心から願っています。そのために、これからもずっとこのような活動を続けていきます。僕が学校などでこのような活動を始めたきっかけは、早見優さんがJCVに入ってい るということを知り、自分も少しでもお手伝いをして、少しでもお役に立ちたいと強く感じたことです。JCVの皆さんの活動は本当に素晴らしいと思います。世界中の子供たちに少しでも多くのワクチンが届きますように。
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息子とつなげる小さな社会貢献
会社員/岐阜県 日比野裕季さん
私には3人の子どもがいます。子どもが小さいころは、ゆとりもなくて募金活動には少し抵抗がありました。今春、18歳になる息子が就職をして初めてのお給料をもらいました。そして、一人暮らしの生活費を切り詰めて私に毎月3万円の仕送りをしてくれています。元気で頑張ってくれているだけでも有り難いことなのに、仕送りまで・・・。こんな幸せはもったいないことです。この幸せを、少しでも世界の子ども達と共有することができないかな?と考えました。息子のありがたい気持ちをワクチン数本分の寄付という温かい気持ちに結びつけたいと思いました。毎月の仕送りの中から、200円の募金をすることで、息子とともに小さな社会貢献ができるのでは、と考えました。

息子さんの優しい気持ちを、社会貢献につなげる、素晴らしい発想だと思いました。
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獣医になりたいもう一つの理由
14歳 中学生/大分県 関真優さん
私の家には、犬が二匹います。二匹とも毎日散歩をして、ご飯を食べふかふかのソファーで昼寝をし、警戒することのない生活をあたり前のように過ごしています。しかし、先日プーケットに行った際、そこら中に犬がいて、どの犬も皮膚病にかかっていて、熱いコンクリートの上で生活していました。その時、私は我が家の犬が普通なんじゃないんだと思いました。そこで、まだまだ先の話ですが、将来私は獣医になりたいので獣医になって、みんなに世界の動物の現状について広めていきたいと思います。そして、募金をしてもらい、病気の堂動物を治したり、安全に健康に暮らせる最低限の食事などを提供したいと思います。そうして、世界中の犬や他の動物がいつかは私の家にすむニ匹の犬のように幸せに暮らせるようにしてあげたいです。

現在日本には公衆衛生的な役割を果たせる獣医さんが極端に不足しています。人間の健康を脅かす新しい感染症はほとんどと言っていいほど動物の世界から入ってきます。動物を愛する心と、広い視野を持つこの学生さんの将来に期待を寄せています。
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募金箱にお祈りを
29歳 主婦/大阪府 常盤生子さん
幼い息子を連れてよく行く町の小さな図書館。その貸出カウンター横に、小さな募金箱が置かれている。独身の頃から通い慣れた図書館だが、その控えめな存在に気付いたのは息子だった。盲導犬育成のための募金箱。けれど息子にとってはお賽銭箱と同じに見えたのだろう、私にしきりにコインをねだり、チャリンと投入して手を合わせる。私は焦って「これは目が不自由な人生活するのを助ける犬を育てるための…」などと説明した。ところがその次行った時も、息子はコインを投入し、募金箱に手を合わせる。「これは神社のお賽銭と違うのよ」と戒める私に息子は、「知ってるよ、ちゃんと目の不自由な人を助けるための犬が育ちますようにってお願いしてるの!」と憤った。それ以降、街で募金を見かけると、何のための募金か私に訊いてから、「じゃあボキンする」と分かったのか分かっていないのか、コインを握りしめて走って行き、コインを入れてからお祈りをして、誇らしげな顔をして戻ってくるようになった。小さいながらも誰かを助けたいという気持ち。そんな優しさと強さを持つ子に育ってくれていることが頼もしい。

お子さんが募金箱を目の前に、お祈りをしている光景が目に浮かぶ、そんな心温まる作品でした。小さな彼が考えた「お祈りをする」というルール。 ひとりの小さな思いでも、その思いはきっと皆さんに伝わるのではないかな、と感じました。
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「募金」「寄付」そんな言葉を聞くと、なんだかすごいことのように聞こえるけれど、要は「困った人に、ほんの少し手を差し伸べる」ことなのだ、と気づかされました。考え方もとてもシンプルですよね。